Sunday, April 19, 2009

その荷物を見つけた時は
自分にとってこんなにも大事な荷物があるのか
感動して
重さなんかには気づかない
自分の全青春、全人生をささげてでもこの荷物を守り通そう
固く誓った

この荷物は自分の才能だ。うまれもった美徳だ
手ぶらで先を急ぐ人たちを嘲った
彼らにはこんな大事な荷物を持つ資格もないし、それを全うする能力ないと思った

もくもくと運んだ。足元をしっかり見ながら
でも先の道は見えなかった
いろいろな人がそれをみて
「お前ならできる」
って励ましてくれた
あたりまえだと言わんばかりに歩調を強めた

ああ でも いつの間にか
ここはさっき見た風景じゃないか
ちゃんと先に進めているのだろうか
不安になる
まあ まだ若いのだから 時間はたっぷりあるのだから
今はそう うまくはいかないけど
でもきっといつかうまくいく

足元はしっかり見ていたけれど
自分のイメージでは着々と進んでいるはずだったけど
何しろ長いみちのりだ
恐る恐る先をみた

ここは坂になっているんだ
どおりでさっきから足が重い
標高が上がるにつれて荷物にかかる重力は強くなっているのだろうか
ああ 空気が薄い
周りの人は
「やっぱりお前ならできる、がんばれ」
勇気づけられた
そうだ この荷物の重さは自分の人生の重さだ

坂を登れば登るほど傾斜は厳しくなるばかりだ
先を見るな 一歩一歩に集中しろ
ああ 重たい
ふりかえる。 歩き始めた場所はそう遠くない

思わず先をみてしまう
とんでもない坂だ
あんなに険しい道を登るのか
とりあえず休憩しよう 休めばあの程度の坂どうってことない

さて立ち上がろうか いつの間にかに日が暮れている
急がねば

坂が崖になっている
これを登るのが可能なのだろうか
「お前ならできるんだろう?」
傍観者たちが言う
彼らのところからはこの崖の険しさが見えないのだろうか

しかし自分はこれ以外 この山を登るみちをしらない

後ずさりする しかし一歩後退するにつれて 荷物がどうしようもなく重くなる
こんな重いものをもって こんなにも険しい道をいくなんて 馬鹿じゃないか

でも荷物を捨てる勇気もない。 長い間強く握りしめた荷物だ、きっと手にくっついてるに違いない。
「そんな簡単にあきらめてしまうのかい」
ああ 彼らの期待を裏切りたくはない
しかし自分は弱い
手をはなしてしまった

荷物だけ落としたはずなのに右腕の感覚がない
一緒に地面に吸い込まれてしまったのだ

体は確かにかるい しかし自分の一部分は永遠に消え失せてしまった
今後は不具者として生きていくのだ
これまで自分が嘲ってきた手ぶらの旅人達が
「ああ やっぱりか」と笑っている
形容しがたい怒りと屈辱を覚えた
自分はとんでもないものを捨ててしまったのだ
しかしもう一度荷物を取りに戻る気力も体力もない

とりあえず先へ進もう

サウスベンドの天気

サウスベンドは ミシガンこの みなみだから、冬がながくて、とても寒いです。でも、四月は あたたかいから、先週が とても いい天気でした。昨日と一昨日は とても あたたかかったです。気温は 七十度ぐらい 上がりました。一昨日は 晴れでしたが、昨日は くもりでした。くもりでしたが、ぼくは くもりで、暖かい日が 好きです。今日は また すずしくて、雨がふっていますから、ざんねんですよ。そして、明日も あさっても 雨がふるでしょう。雨が好きじゃありません。雪の方が雨より 好きです。